はじめに

クイックスタート

識別用の鍵を生成し、最初のクライアントとサーバーを接続します。

対象バージョン 1.0.0-alpha翻訳済み

概要

同じバージョンのサーバーとクライアントを用意します。クライアントからサーバーへ、サーバーから実在するフォールバック先へ到達できる必要があります。例はプレースホルダーです。cover.example を適切で到達可能な TLS 1.3 サイトに置き換え、識別情報は自分の keygen 出力で埋めてください。

詳細

第三者に見られないターミナルで umbra keygen を実行します。x25519_private と mldsa_seed はサーバーだけに保持し、x25519_public、mldsa_verify、選んだ short_id を信頼できる経路でクライアントへ渡します。server.toml を作成して先に起動し、接続先の初期検査を成功させます。クライアントの server_name と short_id はサーバーの許可リストに一致させます。

識別鍵の生成

umbra keygen

umbra keygenshort_id を生成しません。0〜16文字の偶数桁の16進文字列(0〜8バイト)を選び、両端で同じ値を指定します。文書用アドレス 198.51.100.10 はクライアントから到達可能な実際のサーバーアドレスに置き換え、ポートをサーバーの待ち受けと一致させてください。

サーバーテンプレート

listen = "0.0.0.0:443"
private_key = "<X25519_PRIVATE_BASE64>"
short_ids = ["<SHORT_ID_HEX>"]
dest = "cover.example:443"
server_names = ["cover.example"]
max_time_diff = "120s"
mldsa_seed = "<MLDSA_SEED_BASE64>"

サーバーの起動

umbra server -c server.toml

クライアントテンプレート

server = "198.51.100.10:443"
transport = "tcp"
public_key = "<X25519_PUBLIC_BASE64>"
short_id = "<SHORT_ID_HEX>"
server_name = "cover.example"
fingerprint = "chrome-latest"
mldsa_verify = "<MLDSA_VERIFY_BASE64>"
socks_listen = "127.0.0.1:1080"

クライアントの起動

umbra client -c client.toml

接続の確認

curl --socks5-hostname 127.0.0.1:1080 https://example.com/

確認と制約

client.toml を作って起動し、アプリを SOCKS5 の 127.0.0.1:1080 に接続します。SOCKS はパスワード認証を行わないのでローカルのまま使用します。curl の --socks5-hostname はホスト名を SOCKS 経由で渡し、全経路を確認できます。終了は Ctrl-C です。TCP が動作した後で、同じインスタンスへ QUIC UDP を追加できます。

次のステップ

このページの内容